微生物などの生物の細かな構造は、ほとんど無色なので普通の顕微鏡では観察できませんが、位相差顕微鏡は、光の位相を変えることにより、 染色などを必要とせず、生きたままの細菌に明暗をつけてハッキリと見ることができます。
操作も簡単で、本体にプレパラートを差し込むだけで、リアルタイムで鮮明に液晶モニタに写し出される、画期的な顕微鏡です。
これにより歯周病の細菌の状態を見ることが出来ます。
ご存じのように、歯周病は細菌感染症です。この細菌は口腔常在菌なので、”ゼロ”には出来ませんが、絶対的な細菌数を減らすことが大事になります。
当院では希望される患者様に、この顕微鏡での動画をパソコンに取り込み、管理しております。治療前、治療後の細菌の状態を比較することが出来ます。
Quick Time movie です。動かない時は画面をダブルクリックして下さい。
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