門口歯科診療所
■■■■ 門口歯科診療所 ■■■■  大阪府藤井寺市藤井寺1丁目2−26  Tel : 072-955-0470  最寄り駅: 近鉄南大阪線 藤井寺駅 南東へ徒歩100m

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 ■ 診療室でよくうける質問集

Q:毎日歯を磨いているのに、どうして虫歯や歯槽膿漏(歯周炎) になるの?

A:虫歯や歯槽膿漏はプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊を取り除くことが出来ていないためと思われます。歯ブラシのあて方や動かし方が、間違っていることが考えられます。一度染色液で歯垢を染め出してみてください。きっと、磨き残しの歯垢が(赤く)染まっているはずです。染まった部分を上手に磨けるようになれば、虫歯や歯周炎を防ぐことが出来るでしょう。最近では3DSと呼ばれる、薬剤による除菌システムが開発され、虫歯の原因菌を除菌し虫歯を予防出来るようになりました。除菌効果は4〜6ヶ月続きます。当院でもこのシステムを取り入れておりますので、興味のある方はご相談ください。

 

Q:虫歯の治療が終わった歯が、しみるのですが?どうして?

A:治療のときには麻酔をして、感覚がないのですが、虫歯の部分を削り取るっていう作業は、歯の神経にとってかなり負担になり、麻酔がさめてからしみる事があるようです。時間が経つにつれ、良くなる事がほとんどです。もし、ひどくなるようでしたら、歯の神経のダメージが強すぎて、歯髄炎を起こしていると思われます。程度によりますが、神経を取らねばならないかもしれません。しかし歯の神経は生きている方が絶対有利です。恥ずかしながら、院長自身の歯で、治療後しみていましたが約3ヶ月後にやっとおさまったという経験があります。その間、冷たい飲み物や熱い飲み物もその歯に当たらないようにし、歯ブラシをぬるま湯で暖めてブラッシングをし、うがいもぬるま湯を使っていました。その苦労の甲斐があって神経をとらずに現在に至っています。

 

Q:歯槽膿漏(歯周病)ってどんな病気ですか?

A:歯周病菌によって引き起こされる感染症です。原因は歯垢の中の細菌です。歯ブラシで歯垢を取りきれていないと、歯と歯茎の隙間(ポケット)に細菌が増殖します。細菌はネバネバした多糖類を産生しその中に細菌が多数住み着きます。これをバイオフィルムといい、機械的に除去しないとすすぐだけではとれません。このバイオフィルムの中の細菌が生体に対し攻撃を仕掛けてきます。すると、生体も細菌の侵入を防ぐために血液を送り込んで来ます。(血液の中の白血球やマクロファージなどが細菌と戦います。)その結果歯ぐきが赤く腫れる事になります。細菌と血液が戦って出来た残骸が”膿み”と言われます。また、この戦いが歯を支えている骨(歯槽骨)に飛び火すると大変なので、骨は戦場から遠ざかっていきます。つまり、骨が痩せて吸収し、歯の支えが少なくなり、噛む力に耐えられなくなって、痛みが起こったり、歯がグラグラしたりします。ここまでくるとかなり重症な歯周病です。しかし、ここまで重症にならないと痛みなどの症状が出ないために、気づくのが遅れてしまうという特徴があります。でも初期には歯ぐきの色が赤黒くなったり、歯ブラシに血液が付いたりという兆候があるのですが、皆さんは痛みが無い為に気づかずに放置してしまうようです。また、歯みがき時に歯ぐきから出血するのは、血液が送り込まれて腫れ上がった毛細血管が簡単に破れてしまうからです。しかし元々ものすごく細い血管なので、にじんでくるような出血なので、心配いりません。出血を恐れずにブラッシングする事で、細菌が取り除かれ、歯ぐきの腫れもひいていきます。

 

 

 

 

 


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